第1話 「えな、ヘイブン生活を振り返る」


記念すべき第1話目は、えなのヤング時代を振り返ってみます。

懐かしいなぁ、ヘイブン・・・(遠い目)

縫製戦士として、えなはヘイブンの街に下り立ったっけ。

それにしても、えなはオンラインゲーム初体験。

しかもUOは若干英語入るじゃないですか。

右も左もわからなくて、にっちもさっちもいかなかったけど

色んな人に迷惑かけながらがんばったよ。




最初のうちは友人・リロイの教え通り裁縫屋さんに立てこもり、ひたすら資金稼ぎ。

毎日毎日ファンシードレス作って売ってました。

これが結構お金になるんだなぁ。


しばらくすると、ポツポツと他の人とのコミュニケーションも取り始めるわけですよ。

ある日、裁縫屋さんでカズマって人とお友達になる。

えなはファンシードレス制作以外なんにも知らなかったので、このカズマに色々教えてもらう。

大分ファンシードレス制作にも飽きがきていたので「モンスターを倒しに行こう!」と

カズマと出かけたり。UO同期ってこともあって仲良しに。


またしばらくしてナツキさんという人とも顔見知りになる。

ナツキさんともう一人男の人(名前忘れた…)はいっつも二人でまったりしていたので、

えなもまったりしたい時は仲間に入れてもらったのさ。

そこで自己紹介などが始まるわけですよ。

当然、お互いの職業の話になります。

ナツキさん「えなさんは職業なんなの?」

えな「裁縫戦士です!」

そう答えてはっとした。



・・・えな、リアルでも裁縫師じゃん!!


他人に尋ねられるまで気が付かなかったアホなえな。
びびった。

そもそも職業選択もリロイに「初心者なら・・・」って薦められて、なんにも考えずに選んだ。

別に
リロイが悪いわけじゃないよ、念のため。


まぁ、気を取り直して。

それからもえなはチャレンジャーとして、裁縫の他にも色々やってみたよ。

釣りをしたり、動物を調教したり、肉を焼いたり。

楽しかったなぁ。




しかし。




そんなまったりと楽しい日々は続きませんでした。

別れはいつも突然。

その日もえなはいつも通り「ブレーメンの音楽隊を作る!」とか言って

はりきって調教してました。

犬はすでに捕獲済み。

次はネコ!

「恐がらないで」「君のような友達が欲しかったのさ」などと、歯の浮くようなセリフを言いつつ

ネコゲッツ!

いえ〜い!!と喜んでいると、画面に文字が。

を、スキルアップ?と思ってよくよく見てみると。




ヤング卒業です」の文字。



ほげ?!

えなパニック。

まだ40時間もプレイしてないじゃんか!!

考えろ、考えるんだえな!

謎を解くんだ!



ジッチャンの名にかけて!(謎)



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・あ。

しまったああああ!

ヤングの条件忘れてたぁ!!




条件:スキルポイントの合計が350以内。




はりきって釣りをする→はりきって肉を焼く→はりきって調教する→はりきってetc・・・


無駄に色んな事をしていたえなは、あっという間に条件をクリアしてしまったのね(涙)

速攻まったりしていたナツキさんに報告。

ナツキさん「おめでとう!遅かれ早かれヤングは卒業するんだから、元気だしなよ!」

と、有りがたいお言葉を頂く。

えな「そうだよね。じゃぁ、今日は最後のヘイブン生活を満喫するよ!」

ナツキさん「うんうん」

えな「とりあえず、いま捕獲したネコに餌あげたいからさ。魚買ってくんね〜!」

ナツキさん「いってらっしゃい!」




























まさか、この会話がナツキさんとの最期の会話になるとは思ってもいませんでした。









たったか走って酒場に向かう。

そして事件は起こった!

あと一歩で酒場!ってところで
PCフリーズ・・・。

深夜に一人でPCに向かって「うぉおおあぁあああ!」と、悲鳴をあげたのは言うまでもありません。

泣く泣くPC再起動。

ゲーム再開。

当たり前ですがヘイブンにはもう戻れませんでした。

グッバイヘイブン・・・。

グッバイナツキさん・・・。

えなは・・・











お空の星になりました(-_☆)キラーン


・・・つづく。


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